2022年度 地域歴史文化フォーラム新潟
資料ネット・博物館・文書館と市民・学生
2004 年10 月の新潟県中越地震の被災資料、そして2011 年3 月の東日本大震災で新潟県長岡市に避難された福島県の方々が残された避難所資料は、長岡市立中央図書館文書資料室と市民のみなさんを中心に保全・整理されてきました。2019 年10 月の台風19 号によって被災した歴史資料の保全・整理は、長野市立博物館とながはくパートナーのみなさん中心に行われています。災害がきっかけでなくても、ぐんま史料ネットは市民・学生のみなさんと大字誌作成に取り組まれています。
本フォーラムは、新潟・長野・群馬3 県の皆さんを報告者にお招きし、それぞれのこれまでの取り組み、これからの課題などをお話しいただきます。本年も地震・台風とその被害が各地で続いています。それぞれの地域の資料をどう保全していくか。博物館・図書館・文書館等は市民・学生のみなさんとどのように資料を保全・整理し、そして活用していくかについて考えたいと思います。ご参加いただき、ご意見お聞かせください。
日時 2022 年11 月12 日(土) 13:30 ~ 17:00
開催形式 オンライン(ズーム)
次第
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- 市民と取り組む史料保存
―長岡市立中央図書館文書資料室の試み―
田中洋史(長岡市立中央図書館文書資料室室長)
岡田佐輝子(長岡市立中央図書館文書資料室会計年度任用職員) - 地域の宝を残すために
―長野市立博物館と市民による文化財レスキュー活動と現状―
山崎まゆみ・三井百合子(ながはくパートナー 文化財保存グループ)
竹下多美(長野市立博物館 研究員) - ぐんま史料ネットと市民・学生
―歴史実践としての大字誌―
簗瀬大輔(群馬県立女子大学群馬学センター准教授・群馬歴史資料継承ネットワーク代表)
野口華世(共愛学園前橋国際大学国際社会学部教授・群馬歴史資料継承ネットワーク副代表)
- 市民と取り組む史料保存
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- シンポジウム
コーディネーター 矢田俊文(新潟大学名誉教授・フェロー)
- シンポジウム
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詳細 PDF
申込 申込フォームより(11月10日(木)まで)
主催:科学研究費補助金特別推進研究
「地域歴史資料学を機軸とした災害列島における
地域存続のための地域歴史文化の創成」(代表:奥村弘)研究グループ
共催:新潟歴史資料救済ネットワーク web
後援:新潟大学人文学部附置地域文化連携センター web